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中馬のおひなさん


平成21年2月7日(土)から3月8日(日)まで豊田市足助町の飯田街道沿いの132軒の町屋にお雛様が飾られています。お店のショーウインドウ、一般家庭の玄関先に歴史を感じさせるお雛様、昔の暮らしを思い起こさせる素朴なお雛様、時代物のお雛様、近年のおしゃれな顔立ちのお雛様などそれぞれ趣のあるお雛様が並んでいます。

                  中馬(ちゅうま)のいわれ
江戸時代に信州の馬稼ぎ人たちで作った同業者組合のことで一般的には伊那街道(飯田街道)で物資の運搬に従事したすべての人のことを指しています。
この中馬と呼ばれる人たちが行き来したことから街道は中馬街道とも言われています。この中馬のおかげで街道の中継地点だった足助は三河湾から塩、信州からのコメ、タバコなどの産物が集まる交易都市として栄えたそうです。